先日、ある日本の歯科医師のYouTube動画を見て、私の中にあった虫歯予防の常識が覆されました。その動画によると、なんと歯磨きだけでは虫歯は防げないそうです。
虫歯と歯のpH(酸性・アルカリ性のバランス)はとても深い関係があるそうです。口内は本来中性~ややアルカリ性(pH6.5-7.5)に保たれていますが、食事をすることで酸性に傾きます。特に糖分の多い食品や炭酸飲料などは口内をより強く酸性にします。よく炭酸飲料ばかりのんでると歯が溶けるといいますよね。エナメル質は酸に弱く、酸性環境が続くと溶け始めます。そしてエナメル質が溶けることで虫歯が発生します。本来、唾液にはこの酸性を中性に戻す再石灰化の力がありますが、頻繁な間食や甘い飲み物の摂取により、常に酸性状態が続くとその力が追いつかず、虫歯のリスクが高まるのです。また、口に残った食べ物のほとんどはうがいで落とすことができ、歯磨き自体はpHバランスを改善することはできません。歯磨きの主な目的は、歯垢(プラーク)を取り除いて歯周病を予防することです。
この知識を得たことで、私は口腔内をアルカリ性に保つ商品をいつものようにアメリカのアマゾンで探してみました。そして、Amazonで高評価のハリーおじさんのミラクル・マウスウォッシュ(Uncle Harry’s Miracle Mouthwash)という商品を見つけました。
商品の特徴は • pHバランスを整える:口内の酸性状態を中和し、アルカリ性に導くことで口臭やドライマウスを予防。• 自然素材使用:フッ素・アルコール不使用。ペパーミントやクローブなどの天然精油配合。• 再石灰化サポート:カルシウム、マグネシウム、リンなどのミネラルで歯のエナメル質を補強。• 総合的なオーラルケア:喉の炎症にも効果があり、歯茎の腫れや刺激も軽減。
実際に使ってみた感想ですが、見た目は乳白色で、よく見るとオイルが浮いているのがわかります。味はしょっぱくて、独特なハーブ味。公式にも「慣れるまでは水で1:1に薄めて使用してもよい」と書かれていました。レビューでも味に関する意見も多く、私も最初に使ったときは正直驚いて思わず吐き出してしまったほどです。慣れてくると薄めるのではなく、原液で口をゆすぐようにと書いてあります。口内のpHを整えるという効果を信じて毎日使い続けたところ、1ヶ月弱でだんだん味にも慣れてきました。今ではそこまで気にならず、テクスチャーが少しとろっとしていて、使用後は歯がうっすらコーティングされたような感覚があり、なんだか歯が守られている感じがします。また、喉が少し痛かったときにゆすいだところ、のちにのどの痛みが軽減されました。マウスウォッシュとしてだけでなく、喉ケアとしても使える点も気に入っています。
十分な歯磨きに加えて、マウスウォッシュなどでpHバランスを意識する新しいオーラルケア。これは虫歯予防の新常識として、もっと多くの人に知ってほしいと思いました。ハリーおじさんの商品は日本では未発売ですが、虫歯のメカニズムを知り、飲みものや間食を見直すことは、虫歯予防に大きく繋がるのではと思います。 ハリーおじさんのシリーズには歯磨き粉やエナメル再石灰化リキッドなどいくつかあるので、今後は少しずつライン使いしていけたらと思っています。 追ってレビューもしていけたらと思います。それではまた!